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アイスランド最初の定住者”インゴゥルブル”の足跡を追って

1.インゴゥルブルホプジ(インゴゥルブル岬)

874年、アイスランド最初の定住者”インゴゥルブル・アルトナルソン”(Ingólfur Arnarson)が上陸したアイスランド南部にある岬。ここで最初の冬を過ごしたそうです。
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アイスランド南部の黒砂海岸のはるか遠くに防波堤のように
見えるのが”インゴゥルブルホプジ”です。
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丘の上の一番高い場所には彼の記念碑が建てられています。
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黒砂の斜面に足を取られながら丘に上がると、海側は断崖絶壁。
崖の上には無数のパフィンがいます。

2.ヒヨルレイブホプジ (ヒヨルレイブ岬)

インゴゥルブルと一緒にアイスランドへ渡った義兄弟のヒヨルレイブが越冬した場所。
ところが翌年、アイルランドから連れてきた奴隷たちの裏切りにあい殺害されます。

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岬のどこかにヒヨルレイブの埋葬塚があると言われています。
インゴゥルブルはここで2年目の冬を過ごしています。

3.ウエストマン諸島

ヒヨルレイブを殺害した奴隷たちはアイスランドの南西部の島へ逃れますが、インゴゥルブルらに見つかり殺されてしまいます。

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それからその島々を”ウエストマンナ”(西の国の人々の諸島)と呼ぶようになりました。ノルウェーから見た西の国という意味で、アイルランド、イングランド、スコットランドの人々を指します。※単純にアイルランドから来た僧侶がたくさんいた島なので「ウエストマン諸島」と呼ぶようになったという話が一般的なようです。※

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いかにもアイルランドの僧侶が好みそうな島がたくさんありました。

4.インゴゥルブルフィヤットル(Ingólfsfjall)

インゴゥルブルが3年目の冬を過ごしたと言われる山、インゴゥルブルフィヤットル。

大きな地図で見る

何度か車で通りましたが、レイキャビクからクヴェラゲルジへ下って行くと、海を眺めながらそのまま通り過ぎていたことが悔やまれます。次回はぜひ立ち寄りたい場所です。
山への行き方: http://www.summitpost.org/ing-lfsfjall/304735

5.レイキャヴィーク

インゴゥルブルはアイスランドに上陸する前に、ノルウェーから持ってきた飾り柱(豪族の館を守る柱で、北欧神話の神々が刻まれている)を海に流して、それが流れ着いたところに定住することを決めていました。

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湯けむりが上がっている景色を、噴煙の煙と間違えて、"レイキャヴィーク"ー噴煙の入江と名づけたそうです。以後60年間、ノルウェーからアイスランドへの入植が続きました。

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レイキャヴィークの海岸。ファクサ湾を見渡すようにあるヴァイキング船のオブジェ。

レイキャヴィークが首都になるのは18世紀、これからおよそ千年後のことです。

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